Hatring Construction Method
ハットリング工法
ハットリング工法の特長
既設マンホールに負荷を与えません
浮上抑制ブロックは、マンホールと一体化しないので、必要地耐力の増加はありません。
マンホールに穴を開けたりアンカーを打設したりしないので、耐久性低下もありません。
シンプルで確実な浮上防止効果
社団法人 土木学会 技術評価証 第0005号
東京電機大学 理工学部 建設環境工学科 安田進教授研究室にて実証実験
マンホールの浮き上がりによる影響(トイレが止まる。通行止めになる。)は、一般の方にも知れ渡ることとなりました。
今、やらなければならないのは、「既設マンホールの浮上防止」。既設マンホールの浮上防止性能に対して、
- シンプルで確実な浮上防止効果があること
- 既設マンホールに負荷を与えないこと
について、ハットリング工法の優位性を確認し、当社はハットリング工法研究会に入会し、普及に努めています。
既設マンホールに負荷を与えません
浮上抑制ブロックとマンホール固定バンドに隙間がある
ハットリング工法の肝といっていい「隙間」。
この「隙間」が2つの効果を生み出します。
- 常時は、既設マンホールの重量が増えないので、沈下影響がない。
- 地震発生時は、マンホール自重による慣性力が増大しない。
つまり、既設マンホールに何も負荷を与えることなく、浮上防止対策をすることができるのです。
シンプルで確実な浮上防止効果
ハットリング工法は以下の評価項目に対して、社団法人 土木学会 技術認定証を取得しています。
- 「ハットリング工法」によるマンホール浮上抑制の仕組み
- 「ハットリング工法」の部材特性
- 「ハットリング工法」の設計方法
ハットリング工法の実証実験は、東京電機大学 理工学部 建設環境工学科 安田進教授研究室で1/10モデルにて行いました。
以下は、実験時の模様です。
ハットリング工法の実績
ハットリング工法は、千葉県浦安市や宮城県内など東日本大震災の影響があった箇所も含めて、約50件・延べ1077基の納品実績があります。
- 東日本大震災における影響調査報告
国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部の指導協力に基づき、ハットリング工法研究会から出された報告書は、以下のハットリング工法研究会ホームページで確認することができます。以下のバナー(ロゴ画像)をクリックしてお進みください。
報告書のほかにも、マンホール浮上防止効果確認ビデオや、施工状況ビデオ・東京電機大学での実証実験ビデオもご覧になれます。