ご存知の方も多いかと思いますが、
ごく一般的な、PC縦連結ボックスカルバートの実績例を紹介いたします。
実際にボックスカルバートがどのように施工されているか?
イメージできるかと思います。
一般的にボックスカルバートを施工する場所は、
鋼矢板で土留めをしています。(鉛直方向に打ち込まれています)
その、鋼矢板が倒れてこないように、切梁というものを水平方向に配置します。
この写真のように、
一般的にボックスカルバートは、この切梁に当たらないよう、
避けて吊り降ろしが行われます。
吊り降ろし後、所定位置に微調整します。
所定本数の据え付けが完了したら、
縦方向をPC鋼棒に緊張力を与え、
緊結していきます。
この写真のように、
複数個所を同時に緊張するのが一般的です。
ボックスカルバートの内側で操作し、
左右に枝分かれしているのがわかると思います。
あまり写真で見ることが少ない
ボックスカルバート緊張箇所のアップ写真です。
作業員の方が載っているボックスカルバートを、
作業員の後方にあるボックスカルバートと緊結するため、
定着場所から、アンカーバーをカプラーでつなぎ、
外側にセンターホールジャッキを設置し、緊張しています。