「工期短縮+大きな天端斜切り形成」
これが、1つめの事例におけるスロープ擁壁の採用理由です。
とある学校のスロープ部に採用されました。
この写真を見ても、なんてことのない
ありふれた写真ですが、
実は・・・
液状化して、出入り口と校庭に段差が出来てしまったんですね。
そして、液状化とともに、
元あったスロープが壊れてしまったんです。
早く復旧する必要があります。
学校は、もちろん平日に開いています。
でも、スロープだから、壁は斜め。
現場打ちコンクリートで斜めに仕上げている猶予はないんです。
だから、スロープ擁壁が採用されました。
そして、2つめの事例。
生活道路。
こういう場所も、現場打ちコンクリートでゆっくり仕上げている余裕はありません。
でも、それだけではありません。
1つめの事例と2つめの事例。実は共通点があります。
「天端斜切+フェンス孔」
通常のL型擁壁は、軽量化を主眼に置いたデザインが主流となり、
天端斜・フェンス孔取り付けには、対応しきれないのが昨今の状況。
そんな、現場的な要望に応えているのが
スロープ擁壁です。