交通量の多い2車線道路で、通行止めにはできない。
しかも、
排水路の反対側には、民地が迫っている。
この写真のように
まさにクレーンが近づけない場所にてボックスカルバートを台車工法で施工した実績例です。
通常のボックスカルバートを施工する基礎面の上に
鋼製レールを設置することで
台車工法にて施工する環境は整います。
また、
でもご紹介したように、
ボックスカルバート上部には切梁が配置されています。
今回は既設水路(鋼製矢板で作られた水路)を利用して、
さらに切梁を増設しての施工でしたので、
仮にクレーンを利用することができたとしても、
台車工法でなければ、施工性の悪い状況だったと言えます。
この青いのが台車で、
所定位置にてボックスカルバートを据え付ければ、
あとは台車にて搬送可能です。