高速道路の高架下用地を、調整池として有効利用した実績例です。
現場に近く、L形水路と大型の可変側溝を取り扱っていることから
採用された実施例です。
このように、
高架下スペースにL形水路で調整池を構築し、
橋脚部に可変側溝を設置して、調整池と調整池をつなぐ。
といった形で、高速道路下に構築しています。
可変側溝は、幅300mmの小さなサイズが主流で、
この現場に用いられた幅1m程度の大きなサイズを
取り扱っている企業は少ないです。
そして、
L形水路や可変側溝のような軽量のコンクリート製品は、
運賃が価格に大きな影響を与えるので、
この現場から近いことは、大きなメリットとなりました。
これから、都市部においても
高架橋形式の構造物は増えてくると考えられ、
かつ、
雨水貯留施設は、ゲリラ豪雨対策として必要になってくることから、
本実績例が、何かのヒントになればと思います。